Value Up 2022.07
35.10㎡/10.61坪
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Planning
コンクリートの存在感を払拭した「自然と共にある建築」をテーマにプランニングしました。象徴的なゲートが迎えるエントランス空間には、ライトアップされた中庭と天井が出迎え、エモーショナルな印象を与えます。庇が外壁と一体型となっていたため、せっかくの独特な構成が活かせていなかった外観には、庇にルーバーを掛けることで重たいコンクリートを覆い隠し、押し棒を手になじむ木に交換するなど、自然を感じられる空間にしました。
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Design
外部のルーバーを室内まで連続させることで、大きな面としての天井が細分化され、より親和性のあるエモーショナルなエントランスに仕上げました。外観は大きなボリュームに挟まれる印象的なゲートが迎えるエントランス空間を演出し、館銘板は内照明にすることでより際立つデザインとしています。